簡易懸濁法での使用方法


各部名前

手順1

投入口を開き、ジッパー部をあけ薬剤を投入します。その時、内部が二重構造になっていますので、外部を開けないように注意してください。(破損の原因)


手順2

温湯(約55℃)をバッグの半分より少なめに(約20~30mL)入れてください。

手順3

空気を抜いて、ジッパー部を完全に閉めてください。


手順4

5~10分間放置してください。

手順5

目視で懸濁状態を確認します。薬剤が崩壊していない場合は指または薬さじ等で押しつぶしてください。


手順6

経管チューブのコネクターに接続してください。

手順7

上部を3回程度折りたたんでください。


手順8

手でコネクターを支え、バッグを握りしめてください。圧力で弱シール部を開通させ注入してください。

手順9

コネクターの付け根部が曲がった状態で圧力を加えますと横部分のシールが剥離して懸濁液が噴き出す恐れがあります。


手順10

注入後は温湯を入れてフラッシュしてください。

手順11

使用後は廃棄してください。


懸濁液の液漏れ原因になりますので御注意ください。

  • 薬剤・温湯等投入口のジッパーは、二重構造になっておりますので絶対に外側を開けないでください。
  • 薬剤・温湯等投入口のジッパーは、必ず閉まっていることを確認してください。
  • クイックバッグ開通時にパック内に圧力が掛かりますので、必ずコネクタとチューブとの接点を持ってください。
  • 付け根部が曲がった状態で圧力を加えないでください。横部が剥離して懸濁液が噴き出す可能性があります。